大開駅近くに引越しをした時の話
彼女と結婚する前に同棲という形で引越しをしました。
場所が大開駅近くだったのは彼女と自分の仕事場が大体中央くらいだからです。
前回諦めた摩耶駅近くの物件より少し安かったのも選んだ理由の一つです。
大開駅の近くは関西スーパーとダイキが近くにあるので生活するのにとても便利なのも選んだ理由です。
もともと私が住んでいた所が1Kで彼女も同じだった事もあり、1LDKの間取りで広さは大丈夫かな?って思っていました。
だけど彼女も私も出来るだけ荷物を捨てようと約束していたのでなんとかなるだろうと思った。
「引越しが終わったら引越し蕎麦を食べるんだ」とほとんど死亡フラグを立てていたのはこの時気づかなかった。
いざ引越し当日。
私の荷物はだいぶ減った。
彼女の荷物もだいぶ減った。
これなら大丈夫だろう。
そう思っていた。
だけど予定は初めの時点で崩れ出していた。
私の荷物を詰めるのが昼前だと思っていたのに昼過ぎになった。
ようやく積み終わり彼女の荷物を積んで終わったのが3時頃。
そしてようやく引越し業者の方がダンボールを運んでくる。
初めはダンボールが増えて来たなと考えていただけだった。
部屋の半分くらいをダンボールが占めた辺りからこれはやばいんじゃないかな?と考えがよぎった。
引越し業者の方がダンボールを持って来てくれている中でとにかくキッチンと洗面所のダンボールを開けてスペースを確保しようと奮闘していった。
もちろんダンボールが減る量よりも増えるスピードの方が断然早い。
そして4個程ダンボールを空にした時にはダンボールを入れ終わった。
部屋を埋め尽くすダンボールの山。
布団と本棚、衣装ケースを除くエリアをダンボールが重ねられた。
寝るスペースはもちろんない。
布団は折り畳んでようやくその状態に落ち着いているのだから。
この時点でやばいと思っていた。
だけどもう引くことは出来ない。
そこからとにかくダンボールを減らす作業に移った。
本は本棚、調理器具や食器はキッチン。
当たり前の事なのにスペースやダンボールの場所が上下していてなかなか進まない。
ほとんどドタバタしながら12時頃にある程度ダンボールを空けれた。
寝るスペースと移動出来る以外、今必要の無いダンボールをクローゼットに押し込んだ状態でだ。
次の日私は仕事だ。
彼女も仕事だ。
2人とも疲れて引越し蕎麦なんて作れる状態にならなかった。
晩御飯は近くのラーメン屋で済ませた。
2人で引越しをする時は広めの間取りにするか荷物をもっと減らすことを考えないといけないと今回の件で学んだ。
後、フラグは実在すると。